国際開発援助プロジェクト

「カンボジア電力公社財務持続性モニタリング」

　このプロジェクトでは、国際協力開発機構（JICA）がカンボジア電力公社（EDC）に対する円借款の供与を前提に、事業案件であるプノンペン地区の配電網拡張計画の経済性評価とEDCの財務状況と将来見通しについて分析を行いました。
　プロジェクトの事業性を評価するためのモデルを作り、EDC職員にその使い方を技術移転しました。EDC職員の年齢構成は比較的若く、しかもやる気と能力に優れており、仕事を進める上で全ての反応の早いことが印象的でした。


　写真：トンレサップ川沿いあるレストラン街の一角です。洒落た店が多く、外人観光客に人気です。

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「南スーダン：電力セクター情報収集・確認調査」

　この調査は、電力事情の現状把握と日本からの緊急支援の可能性を探るために行われました。
　スーダンから独立した南スーダンは、政治的に非常に不安定な中でインフラの整備が大きな課題となっています。首都ジュバにおいても、電源はディーゼル発電に頼っており、安定的かつ十分な電気の供給が喫緊の課題となっています。


　写真：左はキャタピラー製、右がワルチラ製のディーゼル発電機ユニット。。

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民間企業向けコンサルタンシー

「タイの発電市場の事業環境」

　タイの発電市場は既に相当成熟しており、ある意味、市場は日本以上に競争的になっていると言えます。水力資源の豊富なラオスにはタイ資本が進出しており、これから経済発展が期待される隣国ミャンマーも、彼らにとって次の戦略市場になっています。
　そのようなタイや近隣ASEAN諸国における発電市場での事業展開戦略について、民間企業に対してコンサルタンシーを提供致しました。

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